最近、心理カウンセラーの資格を取得するべく勉強中でして
日常生活や仕事で役に立ちそうなキーワードが結構あるんですよ。
自分の理解を深めるだけでなくて
読者の方にも役に立ちそうなキーワードが沢山あるので
今後、記事にしていきたいなーと思っています。
特に、日常生活や職場において
人間関係やコミュニケーションに悩んでる人に
少しでも役に立ってもらえたら嬉しいです。
この記事は、こんな人向け
- 人と話すのが苦手
- 最近、コミュニケーションに悩んでいる
- 人の悩みを聞くことが多い

僕自身、学生時代までは
普通にコミュニケーションとれるタイプだと思っていたのですが
社会人になってからは、
なぜか相手が何を言ってるのかよく分からなかったり
自分の意見がうまく伝わらないことが多く
自信喪失した時期がありました。
(俺、まじでコミュ障なんじゃね・・・?)と。
しかし、いくつかポイントを押さえることで
相手を理解しやすくなったし
自分のことも理解してもらいやすくなった気がしています。
これまでちゃんと言語化できていなかったのですが
色々と勉強を進める中で
「これや~!」
っていうキーワードに沢山出会ったので
皆さんにご紹介していきますね。
心理カウンセラーとは

そもそも心理カウンセラーって何?って感じですよね。
心理カウンセラーの仕事は「ストレスや悩みを抱える相談者と対面し、カウンセリングや心理テストを通じて、問題解決へ導くこと」です。
「ストレスや悩みを抱える人の問題を一緒に解決する人」
言い換えるとこんな感じですかね。
心理系の資格って様々あって
「心理カウンセラー」はその総称です。
例えば、臨床心理士や公認心理師といった大学や大学院へでの履修が必須なものから、
民間の学会や協会が認定している資格としてメンタルケア心理士やメンタル心理カウンセラーなど沢山種類があります。
仕事内容や扱う人、どのような職場で働きたいかによって
取得するべき資格が変わってきます。
自分はもう一度大学に通う時間がとれそうになかったので、
民間の通信講座を利用しています。
あと基礎から幅広く勉強したいな~
と思ったので
基礎編から受講しています。
まあ、、
「通信で簿記取るわ~」
って感じのノリです。笑
話は戻って
カウンセラーはカウンセリングなどを通じて
「相談者の悩みを一緒に解決」していきます。
そのためには
まず相談者さんと信頼関係を築く必要があるんです。
たしかに
初対面の人に
悩みを打ち明けるのって
非常に勇気がいりますよね
しかも赤の他人に。
「こんな悩みはずかしい・・」
とか
「逆に怒られたりせえへんかな?」
とか
相談者は色んな不安を抱えています。
あなたなら
こういった人たちに
どう向き合いますか??
もっと身近な例に置き換えてみると
日常生活で何かに悩んでいる人、
仕事がうまくいかず悩んでいる同僚や後輩に
どんな姿勢で対応し
声掛けをしていけばいいんでしょうか。
「相手と信頼関係を築くことに集中する。」
っていうのが今回のポイントです。
相手と信頼関係を築くためのポイント3点

相手がどんなことに悩んでいて
辛かったり、しんどい思いをしているのか
状況や感情を伝えてもらうために
「聞き手」として3つのポイントがあります。
このポイントを押さえることで
相手が本当に伝えたいことが理解でき
自分の意見も理解してもらいやすくなります。
これは日常会話や、職場において同僚と話す際にも
役立つポイントだと思うので、参考にしてみてください。
信頼関係を築くためのポイント
- 受容(無条件の肯定的配慮)する。
- 共感的理解をする。
- 自己一致の姿勢を意識する。
まずは「受容」する
「受容(無条件の肯定的配慮)」とは
「自分の個人的な見解を一時的に置いて、相手の話の内容を受け入れること」です。
例えば
「Aさんは私のことを嫌っている」
と相談されたときに
「あなたはAさんに嫌われているように感じてるんですね」
という風に、相手が感じていることを受け入れて答えます。
NGなのは
「Aさんはあなたを嫌っているんですね」
「なんでAさんに嫌われているんですか?」
といったように
相手が話すことに同意した返答や質問をしてしまうことです。
ここで注意点!
いきなりズバズバ質問攻めしたり
思いついた解決策やアドバイスは我慢しましょう。
よくあるのが
「なんでそうなの?」
「それはよくないね。」
「〇〇した方がいいよ~」
という風に、
こちら側から原因究明や課題解決のために
質問やアドバイスをしてしまうことです。
更に言えば、否定は絶対にNG。
相談を受ける側って
役に立ちたいと言う気持ちや
早く解決したいという気持ちから
ついついアドバイスしたくなりますよね。
まずは「ぐっと我慢」して
相手が本当に伝えたいこと、
ありたい姿を一緒に考える必要があります。
というのも、
悩んでいる人って
「まずは悩みを理解してもらいたい」
のであって
(あなたの意見や解決策は聞きたくない)
のです。
否定なんてされようもんなら
(この人は自分の話を聞いてくれないな)
と思って、相談しなくなると思います。
もし原因究明や解決策が欲しくなったときは
そのような発言をします。
以上のことから
まずは相手の話を「聞くこと」「現状や気持ちを受け入れること」を意識することが大切です。
自分が気になったことは、
ひとまず置いておいて
後から聞いていけばいいんです。
次に「共感して理解」する
相手の話を受け入れた(受容)あとは
相手の立場になって共感・理解していきます。
ちょっと専門的にいうと、「共感的理解」といいます。
(どういう気持ちなんかな?)
(何に苦しんでいるのか?)
(自分が同じ立場だと、どう感じるか?)
という風に親身になって考えます。
こうすることで、より深く共感を示すことができるようになります。
確かに、こういうプロセスを踏まないと
本当に悩んでいる人に対して
薄っぺらい返答しかできませんよね。
「そうなんや~辛いなあ」
とか
「そんなことがあったんや~」
みたいな。
気持ちがこもっていたら問題は無いのですが
そっけなく感じる返答ってありますよね。
私自身、話を聞いてすぐに
ついつい(自分ならどうするか?)を答えたくなって
「そうなんや!俺やったら〇〇するな~」
と答えてしまいそうになってしまいます。
なので、一旦は話を飲み込み
『相手の状況や気持ちを考える』
ということを意識しています。
「自己一致」を貫く
最後のポイントとして「自己一致」があります。
「自己一致」とは「首尾一貫して裏表がない状態」のことです。
もっと簡単にいうと
「言っていることと態度が同じ」
ってことです。
真剣に悩んでいる人は
他人からの評価や否定的な視線に非常に敏感。
なので少しでも言動と気持ちが一致していないと
些細なことでも気付かれてしまうんですね。
例えば、
パソコンの画面を見ながらグチグチ説教してくる上司を想像してください。
「お前のためを思って、しつこく注意してるんだよ」
と言ってきました。
まあ確かに自分のための注意なんだろなと思う一方で、
それって結局上司が楽したいから、
仕事を押し付けるために言ってるんじゃないの?
って思うことありません?笑
言ってることと本心が違うくね!?
ってやつ。
・・・俺だけ?笑
表情とか態度によって
言われた側の受け取り方が
良い方向にも悪い方向にもなりますよね。
ですので
自分の気持ちと言動は一致するように心がけたいですね。
そのためには
相手の発言を聞いたあとは
客観的に自分自身について考え、理解する必要があります。
言い換えると
常に「相手」→「自分」
という流れで考えることが大切だと思います。
・相手の気持ち、立場を理解する。
・自分が同じ立場だったときをイメージする。
・感じたことを素直に受け取る。
・自分の気持ちと言動が一致しているか確認する。
自分の気持や立場を理解してもらえるだけでも
安心すると思うんですね。
以上のことを簡単にまとめると
こんな感じ。
相手の話をしっかり聞いて(受容)
立場や気持ちを理解し(共感的理解)
矛盾のない発言や質問をする(自己一致)。
まとめ

日常生活や職場での会話において、信頼関係を築くポイントについてメモしました!
人と話すのが苦手な人や
最近うまくコミュニケーションがとれなくて悩んでいる人は
是非活用してみてくださいね!
こんなの当たり前やん!
と思われるのですが
意識すると意外と難しいです。笑
僕自身もまだまだできていないので
実践して身につけていきたいな~と思ってます!
最後に今回のポイントを再掲します!
信頼関係を築くためのポイント
- 受容(無条件の肯定的配慮)する。
- 共感的理解をする。
- 自己一致を貫く。
今回はここまで!
ご覧くださりありがとうございました。
それではまた~
おわり!

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